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読む人 #
by sumus_co
| 2016-11-01 08:33
| 読む人
読む人星加雪乃「お伽噺」1921 小島善太郎「読書」1925 コロー「読書する少女 La petite liseuse」 #
by sumus_co
| 2016-01-18 09:47
| 読む人
小詩集
都合により一週間ほどブログを休みます。
西本昭太郎『小詩集』(エバンタイ・クラブ、一九五四年一月)を昨日の市内ツアーで発見。高橋輝次の古書往来「中村隆と『輪』の詩人たち キー・ステーションとしての古本屋、そして金物店」によれば西本は兵庫県庁吏員である。だから兵庫県土木部に勤務していた光安義光とも親しかったのだ。 詩誌『粒』No.3(粒の会) http://sumus.exblog.jp/19970544/ 季村敏夫『窓の微風』(みずのわ出版、二〇一〇年)によれば西本は『粒』の他に『炎』(炎詩話会、一九四六年創刊)や『幻想』(伊勢田史郎、一九四九年創刊)を編集し、『クラルテ』(山本博繁、一九四七年五月創刊)や『Menu』(エバンタイ・クラブ、一九五〇年一〇月創刊)、『阿』(阿の会、一九六三年一月創刊)に参加していた。 西本昭太郎の著作 小詩集 エバンタイ・クラブ 1954 庶民考 エバンタイ・クラブ 1956 頬を裂く 粒の会 1957 庶民考第2部 粒の会 1958 冬の座から 粒の会 1959 庶民考第3部 粒の会 196O 近況 粒の会 1968 薔薇の灰 粒の会 1972 流れのまゝに 粒の会 1976 私信 粒の会 1980 西本昭太郎詩集 日本現代詩人叢書第70集 芸風書院 1982 詩集としては印刷も良くないし、ノドの開きも悪く、粗末な体裁だと言っていいだろう。西本の詩そのものもやや甘い。しかし、この何とも言えない佇まいからは詩に対する特別な思い、詩集を上梓する深い喜びがはっきりと伝わってくる。それこそが最も大事なメッセージなのかもしれない。 ついでながら廣田善夫のエバンタイ・クラブからは桑島玄二『少ない雨量』(一九五五年)も刊行されている。 #
by sumus_co
| 2013-10-19 20:23
| 古書日録
牧野伊三夫展ツアー個展終了でとりあえず一息ついた。来週はまた少々ドタバタしそうなので、本日市中を一回り。まずはメリーゴーランド京都で牧野伊三夫展。上の写真の真ん中に写っているコラージュ(+ペインティング)が渋くて実に良かった。展示はどれも抽象的な作品だった。 バスで河原町通りを北上し今出川で下車。善書堂の均一をのぞき、歩いてWEスペース下鴨・ギャラリー&カフェへ。知人が参加している「5つの表現展」を見る。通りから奥まった隠れ家風になっており、花々が咲き乱れる庭を眺めてゆったりできるスペースだ。 出町柳まで歩いてバスに乗り、白川通りまで。久し振りのガケ書房で牧野伊三夫展。こちらは具象的なスケッチ風の作品が中心。写真が一点あって、これがまた欲しくなるほどの逸品。 来年の花森安治カレンダーの表紙が素晴らしく、これも欲しくなった。結局は店内の古本棚から詩集一冊求めただけでガマン。牧野さんの題字とイラストのフリーペーパー『飛騨』と『雲のうえ』をもらう。活版刷の絵葉書は購入。 善行堂へ立ち寄る。主人不在。遠路、鹿児島へ出張中だとか。奥さんとしばし雑談。三本松という地名が出て来てびっくり仰天。 二条通へ回って水明洞を見る。珍しく何も買わなかった(!) そこから目と鼻の先のブックカフェ&ギャラリー・ユニテ UNITÉを訪問。二条通りからわずかに北へ入ったビルの奥にあるが、扉を開けると別世界の感じだった。右手ギャラリースペースには絵の他に陶芸、木工などの作品が常設されており、中央に書棚、左手がカフェである。神戸の個展に来てくださったご主人としばらく談話。 ユニテから南下。ユニテのご主人に頂命寺の境内を抜ける道を教えてもらう。仁王門通りに出て川端通りの手前で左折(南下)。町家のギャラリーnowakiでまたまた牧野伊三夫展。こちらはスケッチと抽象性の強い作品と両方並んでいた。小物もいろいろ。 牧野伊三夫展ちらし http://chirashcol.exblog.jp/18705616/ 最後にアスタルテ書房まで足をのばしてみた。残念ながらまだ「緊急入院」の張り紙はそのままだった。 *** 海文堂書店の平野さんがブログを移転して再開しました。 ほんまに日記 http://hiranomegane.blogspot.jp #
by sumus_co
| 2013-10-18 20:38
| もよおしいろいろ
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