佐野トークの原稿もほぼ書き上げた。あとはどう調整するか。写真を見せるだけで終わりという感じもするが、それもいたしかたない。上は浄瑠璃のテキストで『再版片岡忠義段 賢女鑑十冊目』(播磨屋利兵衛+糸屋七五郎)の一ページ。刊年は不明。初演は寛政六年(一七九四)。
で、佐野繁次郎と文楽の関係を考えていて、ふと浄瑠璃の床本(ゆかほん)を思い出した。この書式というのか版下の書き振りが佐野の戦後の手書き文字のスタイルに通じるものがあるように思うのだ。真似をしたとかそういう問題ではない。佇まいということだ。
まあ、そんな適当なことをしゃべります。1日午後一時半より東京古書会館七階でお会いしましょう。