街の草さんに古書店レッテルなどを頂戴した。ツブシの本から取っておいてくれたのである(いつもありがとうございます)。金峰堂書店は早稲田の古本屋さん。向井透史『早稲田古本屋街』(未来社、二〇〇六年)によれば、金峰堂という名前は山梨と長野の県境にそびえる金峰山にちなむとのこと。昭和二十八年に兄弟で創業し、兄が独立して二朗書房を開いた。むろん現在も健在である。「読む人」が描かれたレッテルは珍しい。
こちらは某氏より頂戴した栞(?)である。長さ18cm。広告は一八一二年にエジンバラのコーヒーハウス(the Royal Exchange Coffee Rooms)に集まった人々が相談して始めた、スコットランド最初の相互扶助ファンド
Scottish Widows Fund and Life Assurance Society 。
この裏面には、なぜか、ジャン・バティスト・グルーズの絵画「
THE VILLAGE BRIDE-GR00M(L'accordée de village,1761) が印刷されている。グルーズは十八世紀のフランスの画家でこの絵はルーブルにあるのだけど。
面白いのは英語とフランス語ではちょっとタイトルの意味が違うこと。英語は「村の花婿」、フランス語は「村の婚約者(女性形)」。もちろんフランス語の方が正しいと思われるので、息子が嫁を見つけて帰って来たところかな? 父親は目が不自由のようだから、あるいは「放蕩息子の帰還」という主題を下敷きにしているのかもしれない。
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みなみ様
今、光文社文庫版『神聖喜劇』の表紙が写りました!