
『
attention』2号が届いた。表紙が真っ赤になっていてちょっと驚く。時の人・川上未映子も登場してる。上の頁は矢幡英文「トウキョウ、エンジェル」より。クール。
【インタビュー】
富岡勝(元・勁草書房編集者)
日本の哲学の潮流を追って 人文書編集者の軌跡(聞き手=武秀樹)
【新連載】
高木護 生きている
姜信子 うぐいす庵恋文(版画 山福朱実)
関口時正 20世紀ポーランド語詩ギャラリー
早川純子 こころばやり
【好評連載】
山崎佳代子 あたたかな食卓 ベオグラード料理手帖
与那原恵 帰る家もなく
柳銀珪 大陸的日常
矢野久美子 もうひとつの物語へ
矢幡英文 トウキョウ、エンジェル。
ふるまいよしこ 中国玉手箱
吉川直哉 写真の虫
米田綱路 トランジット・モスクワ
江野耕治・四釜裕子 おかえりのすけです
【巻頭エッセイ】
小林敏明 手前味噌な日本の私
川上未映子 わたしを泣かせる、小発見
田中純 傀儡の戯言
榎本雄二 上海料理屋のママ
【エッセイほか】
孫歌 戸田郁子 鈴木良治 アラン・グリースン
イラストレーション(表紙・目次) 早川純子
アートディレクション 木下弥
B5変型 112頁 定価1000円(税込)
JAZZつながりの興味でアラン・グリースン「外人ジャズマン・イン東京」をまず読んだら、つぎのような一節があった。
《東京ほど、ジャズライブハウス、ジャズ喫茶、ジャムセッション、そしてジャズミュージシャンにあふれている都市は他にない。世界のジャズの拠点といわれるニューヨークでさえ、東京にはおよばないほど、こちらのジャズシーンは凄まじい。なぜそうなっているか、その歴史や社会的背景はよくわからないけど、日本のジャズミュージシャンもファンも、ほんとうにマニアックだ。「オタク」といっても過言ではない》
日本では本当に下手なジャザー(jazzer)が舞台に上がることはないそうで、それに反してアメリカでは自己中のプレイヤーも少なくないという。たしかにラジオでジャズ番組を聴くていどでも日本人の楽器奏者の上手さはいつも感じる。ヴォーカルは駄目だけど。
アランがイチ押しの日本人プレイヤーはまず渋谷毅、そして藤井郷子オーケストラ。日本風ジャズはインテリっぽいかな、という感想だ。
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