『彷書月刊』1月号。みんなでふるほんまんが2。つげ忠男、近藤ようこ、辰巳ヨシヒロ、三好銀、勝田文、Q.B.B.(久住昌之)、辻井タカヒロ、グレゴリ青山、林ジョージの助、林哲夫、イイヅカ・サトコ、岡崎武志、近代ナリコ、坂崎重盛、nanakikae、藤牧法明の諸氏がマンガを寄稿。他に投稿が六人。プロのペンタッチはやっぱり違う。マンガを初めて描いたという近代さんのネコと古本がいいね。三人がネタの中にブックオフを入れているのも、時代ですか。投稿のなかの瀧野一仁氏の作品に「古本屋の恋人になる方法」という架空(?)の本が出ている(笑)。
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『scripta』6号届く。内堀さんの連載「予感の本棚」は書肆アクセス閉店から森谷延雄の家具の話、そして文化学院から紀伊國屋銀座支店へと展開する。銀座支店は昭和二年に警醒社書店のあったところで開店した。そしてその家具をデザインしたのが森谷だった。銀座支店の二階には喫茶部「B.G.C」があったらしい。初めて聞いた(最近、聞いたことをつぎつぎ忘れるので初めてではないかもしれないけれど)。それぞれの書店はそれぞれの時代の風をはらんでいたのだ、というのが内堀さんの感慨。
書肆アクセスの閉店、また、ぽえむぱろうるの閉店に関して、某氏が《ちなみにカリフォルニアでも、バークレーの名物書店で詩書も充実していたCody's が昨年消えてしまいました。まったくさびしいかぎりですが、それでもすこしずつ自分にできることがあればしていきたいなと考えております》というメールをくださった。また
Ron Silliman という詩人のブログ(May 11, 2006)にその Cody's Books の閉店についての経緯が詳しく述べられていると教えてくださった。Ron Silliman 氏自身が Cody's のすぐそばにあった Moe & company という書店に勤めていたのである。60年代から80年代の活動ぶり、90年代のインターネットの登場による変質が語られており、たいへん興味深い。
Cody's Books は今も営業しているのだが、詩書や詩の活動に熱心だったTelegraph Ave. の旗艦店は閉じられたというわけで、いずこも同じか……と思っていると、
その経営権を買ったのはなんと日本の洋販だそうだ。ふうむ。
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ギャラリー島田30周年記念誌『30年目の透視図』(ギャラリー島田、二〇〇七年)が届いた。来年いっぱいのスケジュールはすべて記念展覧会。津高和一、横尾忠則、堀尾貞治、西村功、榎忠、川島猛、元永定正、木下晋、石井一男、山内雅夫、竹内ヒロクニらの各氏にまじって小生も六月にやらせてもらう。小生も大学出て画家と名乗ってから(名乗っただけ)30年だからふしぎな符合である。
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「にいがた町屋マップ2008」(新潟まち遺産の会、二〇〇七年)が届いた。地図と町屋の案内が旅情をさそう。また新潟へ行きたい。今度は金沢にも寄りたいものだ。
ということで年内の更新はありません。ご愛読ありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。