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そらあるき』06(そらあるき編集部、二〇〇七年十月二十日、表紙写真=マーク・ハモンド)を頂戴した。タウン誌といっていいのだろうか。じつにオシャレ。吉上恭太「東京難民の四日間」、あうん堂・本多博行「字消し」など1ページのエッセイ、小特集、地図などなど、32頁にふんだんな情報がつまっていてどこから読んでも飽きさせない。文中より金沢の方言を少々引用してみる。
かたい……かしこい
きのどくな……ありがとう
くどい……塩辛い
理屈な……たくみな
だいばら……大変
どいね?……どうして?
だら……アホ、バカ
ちゃがちゃが……めちゃくちゃ
むたむた……散らかったようす
ごぼる……雪に足がはまる
そしてゴボらずに凍った雪の表面を歩けたらそれが「そらあるき」なんだとか。金沢っておもしろそう(未踏の地なのだ)。龜鳴屋さんも金沢文圃閣もあるし。そう言えば昨日『金沢書友会』の目録が届いていたのでパラパラと眺めた。古本も良さそう。
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先日の「OSACCO」問題、読者の方からご教示いただいた。
《発音例を表記すると「ドゥ・スタト(ゥ)・オサコ」。ただし"De Stadt OSACCO"は現代オランダ語ではない可能性あり。あるいは誤記を含むか。少なくとも現代の綴りだとStadtではなくStad. OSACCOのCCも現代オランダ語の綴りとしてはやや異例。
ちなみに、sは母音にはさまれると濁音になること「も」あるが、基本的にはその単語特有の問題と思われる(たとえば、母音にはさまれなくとも濁音になるsもある)。》
とのことで、感触としては「オサコ」が「オザコ」よりやや優位らしい。深謝です。やはり言葉は難しい、だから興味が尽きない。
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右文書院のAさんよりメールあり。《おかげさまで、「書肆アクセス……」の重版が決まりました。》とのこと、慶賀なり。これで完全版が出せますな。