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秋の古本まつり

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京都市左京区、京大前、百万遍知恩寺で開かれる「古本供養と青空古本市」の初日。神田では雨にたたられたので、ちょっと奮起せねばと(?)開始前に到着。臨川書店の臨戦態勢はよって例のごとし。百円均一コーナーが閑散とするくらい人が集まっている。ブルーシートが開く瞬間。殺気立っている。

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こちらは百円均一を先にと思いつつ手前のシルヴァン書房に立ち寄ると、そこにも百円均一棚が用意されていた。ラッキーにも『和多久志』(蘆田止水、一九二三年五月一日)第六号を発見。文庫サイズの趣味雑誌。宇崎純一のカットが数点入っている。表紙は樋口富麿。この一冊で本日は終了という感じ。あとはオマケ。百円均一での古本ソムリエの勇姿。彼の動きが伝えられないのが残念。右へ左へ軽やかなステップだ。

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古本女子もおられます(こちらは有名な御方です)。百万遍にはけっこう女性が多い。中尾さんと遭ったので某先生の蔵書の整理についてなど。聖智文庫さん、ソムリエ氏、扉野氏、BOOKONN氏、にとべさん、Mさんらと進々堂でカレーセット。裏庭のテーブルが広い。書肆アクセスの閉店、塩山御大の印象、恵文社の古本ブックなどについてひとしきり談義。

食後も会場にもどってもうひとふんばり。和田伝『沃土』(改訂新版、砂子屋書房、一九三八年、装幀=大貫松三)、佐々木幹郎『水中火災』(国文社、一九七三年、装幀=三嶋典東)など三冊1000円。まずまずこのくらいで気分よく帰宅。

さきほどMさんからも収穫メールが入った。
《手短にご報告します。
 百円均一では、「可能性の文学」昭和23年3版カバー背欠、「其国其俗記」木下杢太郎初版箱天欠本冊背痛、「嫁を探しに」麻生豊現代ユウモア全集17函、「土」長塚節昭和13年48版中川一政装函。竹岡書店3冊五百円では、「死者の奢り」昭和34年8版カバー、「神聖受胎」澁澤龍彦1962年初版裸本、「人間天国」福原麟太郎裸本、「星の神話伝説集成」野尻抱影裸本、「太平洋戦争日記1,2」伊藤整函。問題の臨川では「無頼の墓碑銘」竹中労カバー300円だけ買いました。事前に見た赤尾さんの3冊五百円(透明ビニールシート)にいい本があったように思うのですが、百円、竹岡の後に行くと何も残っていませんでした。》

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境内のカリン(クワリン、花梨、唐梨)が青空に輝いていた。

花梨を見上る紙魚や靴の塵
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by sumus_co | 2007-10-31 21:05 | あちこち古本ツアー
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