団栗橋から四条大橋を撮る。左のラテン風な建物はご存知ウィリアム・メレル・ボリーズの東華菜館。本日はマン・レイ・イスト氏ご夫妻とスポンタネで昼食会。
マン・レイ・イスト氏はついさきごろ上京されて何やら貴重な収穫を持ち帰られたそうな。
レストランへ行く前に四条河原町の北東角にできた
コトクロス阪急河原町のブックファースト(3~6階)をちょっとだけ検分してみる。この雰囲気なら、丸善なきあと、まったり立ち読みできる場所になりそう。ジュンク堂は品揃えはいいのだが、通路が狭く本が威圧的に感じられる。ぷらぷらするにはブックファーストだろうか。一応、『古本屋を怒らせる方法』の有無を確認する。む、む、『古本蘊蓄』や『関西古本探検』は並んでいるが……ない! さびしーい。
食後はご夫妻と別れて画箋堂で画材を少々買う。寺町を上がって三密堂書店の100円と200円のコーナーを丁寧にながめる。窪島誠一郎『父への手紙』(ちくま文庫、一九八五年)、元本が出たころに読んだが、読み直そうと思って購入。沖野岩三郎『宛名印記』(美術と趣味社、一九四〇年)は函入りで木版表紙の趣味本。美術エッセイ集だ。五百部限定と奥付にあるも、限定番号は見当たらない。拾い読みしてみると、なかなか面白い。ちなみに書名は「アテナ・インキ」(丸善の発売していたインキ)にひっかけたシャレだろう。佐々木邦『大番頭小番頭』(大日本雄弁会講談社、一九三五年三十六版)も200円。まずまずの収穫なり。
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『瀬戸内作文連盟』5号(瀬戸内作文連盟事務局=香川県高松市木太町3429-12-105出海方)。蟲文庫さんより頂戴した。蟲文庫さんは書いておられないが、七名の方が詩と短いエッセイを寄稿しており、そのどれもが粒よりの面白さ。表紙も決まっている。
出海博史氏の「こおるコーヒー」の思い出。いやあ、なつかしい響き。わが地元の先輩なども「コールコーヒー」と言っていた。むろんアイスコーヒー(関西ではレーコー)のことだ。氏は松山出身で高松在住だそうだから、きっと高松にも「こおるコーヒー」と言っていた人がいると思う。玉井恵美子「濱田さん」には笑った。
忘られぬ苦さ忘らるこおるコーヒ