『L'OPERA COMPLETA DI ZURBARAN』(RIZZOLI, 1973)。イタリアの出版社リッツォーリの古典美術シリーズの一冊、スペインの画家フランシスコ・デ・スルバラン。どこだったか忘れたが、神田で買ったことは間違いない。最終頁に¥2,100という鉛筆書きの数字が残っている。
十七世紀前半、ほぼベラスケスと同時代を生きたものの、彼のような派手な活躍はしなかった。じっさい無骨な画風である。しかしそのカッチリとした陰影の表現や渋い色彩が気に入っている。やはり本を絵の中にたくさん描いた。上の図は表紙の一部分で、代表作である横長の静物画(皿のレモン、篭のオレンジ、薔薇とカップ)の一部。
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台風が通過してひと安心。昼はちょっとした食事会に川端通まででかけた。その帰りに高島屋のボルサリーノで帽子を購入。LLで、ちょっとキツいけどしかたないかなと思って買おうとしたら、これはLLLもありますよと言われ、試してみるとぴったりだった。
ボルサリーノは1857年創業のイタリアのブランド。すなわち今年で創業150年。創業者はジュゼッペ・ボルサリーノ氏。アラン・ドロン、ジャン・ポール・ベルモンド主演の映画「ボルサリーノ」(ジャック・ドレー、1969)で名前は知っていたが、帽子はユニクロと決めていたので、これはもう革命的出来事なり。もちろんボルサリーノといっても、ウールの中折れ帽子などはそうとうに高価だが、小生が購入したのは綿のサハリハットだからお手頃だった。
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台風に水をさされた祇園祭(宵々やま)、雨も上がった午後からは人出ももどってきたようだ。急に蒸し暑くなった。