午前十時少し過ぎにみやこめっせに到着。どしゃぶりの雨だったせいか、人出はいまひとつ。黄色い買物カゴも余り気味。ただし、正午前に小降りになり、さらに止んでしまった午後にかけて徐々に人は増えてきた。とりあえずのキトラ詣で。キトラさんと立ち話。白水社の本は八月以降の秋の刊行書に入っていることなど説明する。
人が少な目でゆっくり見られたが、さすがにそうポンポン買うものもない。百均がないのがさびしい。それでも、このところ挿絵を断続的にアップしている明治初期の教科書を数冊、『初等オルガン教科書』（大阪開成館、一九〇五年四版）を装幀資料として購入。コメント欄に紹介いただいた日記の主、大和田建樹の作品が巻末の広告頁にずらりと並んでいる。
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