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林蘊蓄斎の文画な日々
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紅楼夢

紅楼夢_b0081843_20514813.jpg


詰め込みの最中に見つけたので、昨日との関連で掲げてみる。曹雪芹『紅楼夢』(カラー版世界文学全集第三巻、富士正晴+武部利男訳、河出書房新社、一九七一年五版)より富士正晴の挿絵「黛玉、「葬花の歌」を詠む」。本書には富士による十一点のカラー挿絵が入っている。表情などがとても楽しい絵心のある作品だ。

÷

同じく「言葉メモ」と題した菓子箱が出て来た。小耳にはさんだ言葉の意味などを書き留めた紙片がいっぱい詰まっている。けっこう面白いので以下に一部を引用する。真偽のほどは確かめていないので悪しからず(あるいは乞ご教示)。

・本がボロボロになってこぼれる小片 crumble。クラン(crumb)はパンくず。
・漁る mine(鉱脈をさがす)
・ノスタルジイはギリシャ語のノストス(帰郷)とアルゴス(苦痛)から。
・モナーク(修道士)はギリシャ語で「一人で住む者」。修道院では喋ってはならなかったので手話を用いた。べネディクト派は葡萄酒をストローで飲む。
・木村荘八によると「ヴ」は内田魯庵が最初に使った。
・「北風を蹴る」とは絞首台に吊るされるという意味(デカメロン)
・「風の薔薇」とは羅針盤 rose des vents
・ロシア語でボリジョイは大、小はマールイ。[コメント欄参照]
・カニクロス canicross は犬といっしょにジョギングをすること。
・おやしらず wisdom tooth
・煮つまる be in a jam
・目からうろこが落ちる open my eyes
・迎え酒 eye opener
・お客様は神様です customer is never wrong
・パープル・ヘイズ Purple Haze はナバーム弾のこと。
・紺色は漢詩では赤茶色(秋色)
・米奇老鼠(ミッキーマウス)
・バリ島のケチャはオランダ人[コメント欄参照]が発案した。ケチャは猿の声。
・サトゥルヌス(賢者)Saturne と性質(自然)natures はアナグラム(つづり替え)
・ロートシルト(ロスチャイルド)は赤い印(フランクフルトのユダヤ人が戸口に下げた)
・大樽(バリーク)を積み重ねた「バリケード」
・「インシャ・アッラー」もし神が望めば
・「思い入れ」歌舞伎で言葉に出さずに態度や表情で感情を現すこと
・「なあなあ」歌舞伎で悪人同士のひそひそばなし
・「。」ハジマル(活版用語で句点のこと)
・「・・・」をドドドまたはダダダと発音する
by sumus_co | 2007-04-23 22:34 | 古書日録
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