ベドゥアン『アンドレ・ブルトン』(思潮社、一九六九年)より「アルシール・ゴルキーの犬」(1946)。Arshile Gorky(アーシル・ゴーキー)はアルメニヤ出身の画家。十六歳でアメリカに移住した。「1946」となっているが、ポンピドーのブルトン展図録の年譜ではアメリカに滞在していたブルトンが一九四五年にコネチカットの農場でゴーキー父娘といっしょに写っている写真が載っていて、背景やブルトンの服装が同じように見える。
ゴーキーは一九四五年からこの農場で制作していたが、納屋の火事で30点の絵画を喪失したり、癌の手術をしたりと多難だった。一九四八年には自動車事故によって利き腕が麻痺。そして自殺。四十四歳。かなり以前にたしか池袋のパルコでゴーキー展を見た記憶があるが、忘れられない展覧会の一つである。
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リクルートスーツで歩く坐る跳ぶ
大阪の難波まである打ち合わせに出た。タイトルを決めるだけで一時間以上スッタモンダ。途中、電車や地下鉄にリクルートスーツの若者達が馴れない様子でうろうろしていた。