『五経白文』(村上平楽寺、?)のうち易経上巻。明治の木版本。文字の参考に引っぱり出してみると、銀杏の葉が挟んであった。すっかり色が濃くなっているが、案外としなやかなのだ。銀杏は虫除けになると言われていたようで、和本には時折見かける。
『彷書月刊』2月号、特集・ふたりはいつも。久々にあっという間に読了した。生田かをるさん(生田耕作未亡人)、関口洋子さん(山王書房・関口良雄未亡人)のインタビューはとてもいい感じ。高見恭子さんの回想も印象的。高見順の『昭和文学盛衰史』(角川文庫、一九六七年)をちょうど読み返していたところなので。
古本屋一代と決め初市へ 銀杏子
銀杏子(ぎんなんし)は関口良雄の俳号。銀杏の葉で思いついたのだが、いいちょうし……とも読めるかも。
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天音堂ギャラリーより案内状いただく。加藤真琴展、面白そう。
新潟絵屋、
砂丘館、
画廊Full Moonの合同案内状届く。絵屋は移転に向けて準備中である。