矢崎源九郎訳『絵のない絵本』(新潮文庫、一九八四年五十八刷)。これはブログになる前のデイリースムースで紹介したことがある。棚を崩して古本市用の詰め込み作業中に発見。むろんこれはキープする。カバーは串田孫一。明記されている。デ・スティルに近い図案だが、ぬるさというか素朴さが見て取れる。串田孫一と言えば、こういうニュースが出ていた(N氏のご教示による)。
《串田孫一さん(昨年7月、89歳で死去)の書斎が、東京都小金井市の自宅から北海道斜里町の「
北のアルプ美術館」に移築されることになった。2012年6月に公開される。妻・美枝子さん(84)から移築、保存の申し出を受けた山崎猛館長(68)は「足の踏み場もないほどに積み上げられた書物や、部屋を暖かに照らす白熱灯など、可能な限り雰囲気を再現したい」と話している。》(2006年12月4日付読売新聞)
これと関係あるのだろうか、
古書窟揚羽堂〜古本屋残酷物語によれば、月の輪さんが五反田で串田孫一の蔵書の一部をまとめて売りに出したようだ。貴重書以外は処分したのかもしれない。
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それにしても雑本ばかりで、むろん小生の蔵書のこと、いやになる。しかも、線引きがあったり付箋をたくさん貼ってあったりと、状態が悪い。ということは、意外にも、かなり読んでいるということだ。我ながら驚いた。大方は『喫茶店の時代』のために読み散らした頃のものだろう。しかし、なにが寂しいって、読んだ内容はおろか、読んだという事実すら覚えてないのが、むしょうに寂しい。
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daikatoti さま
そうなんです、100円なんですよ!(消費税もなし)。京阪書房の表です。河原町通りと三条通りの交叉点北東(京都市)。小生も基本的には気に入った装幀の本しか買いません(資料として読むものは別ですが)。ヴィジュアル系です(意味が違う?)。