朝、次の装幀の仕事を少しやって、昼前に烏丸へ。味禅で新そばを食す(京都おたべガイド参照)。その後、ぶらぶら歩いて湯川書房まで。三条通と四条通の間にはいろいろな店がたくさん出来てしまって、ちょっと煩すぎる。
山本六三展。銅版画、草稿、装幀本が並んでなかなか見応えがある。おおよそ非売だが、版画の一部は販売している。草稿というのか鉛筆デッサンの繊細な線描が魅力的だった。銅版画になるとそれが硬質な感じに変わる。それはそれで良いものだが、鉛筆の柔らかさが素晴らしい。
ちょうど『アピエ』の金城さんがいらしていたのでしばらく本や出版の話で盛り上がる。『アピエ』も次は10号になるという。まだまだ手探で続けて行きたいとおっしゃっていた。
そこからバスで河原町五条の画材店・画箋堂へ。外壁をシートですっぽり覆っていたのでちょっとギョッとした。営業は普段通り。このすぐ近くに高松伸設計の建物があるのを発見。
湖睦電機第2社屋。
寺町を引き返す途中で三密堂均一をのぞいてそのまま帰宅。