久しぶりに外食というか、紹介できるようなところへ行った。堀川通北大路上ルの広東料理「鳳飛」(京都府京都市北区紫野下鳥田町37-1電話075-493-5025)へ。ここは庶民的な中華料理店。ちょうどわれわれが一九八六年に京都から神戸へ引っ越す直前にオープンして、一度だけ入ったのだった。それから十年が経って、地震によって京都に戻って来たとき、まだあるかなあ、とうろ覚えの場所を探したら、ちゃんと営業しておりました。カウンターの上の棚に招き猫を置いあるが、一年に一個ずつ増えてゆくらしい。今ではもう二十個ほどになっている。最初の方の猫から順に茶色のグラデーション(ようするに脂汚れ)が付いている。とくに絶品とかいうことではないけれど、こんな店が家の近くにも欲しい。いつも満員だし、電話でのテイクアウトの注文が多い。本日は、酢豚、焼きそば(堅焼きそば)、餃子にライス。満足。
**ナベツマ・ジャック!
ここ鳳飛で一番のおすすめは「鶏から揚げ」です。ここのは一般的なから揚げじゃなくて、下味をつけた骨付のもも肉をかたまりごと揚げているのだ。揚げたてをざっくり切り分けて皿にのっけて出てきます。ただ調理にかなり時間がかかるので、数人で食事する際に、最後に登場したのをパクつくことが多くなります。ぱくぱく。あっという間になくなっちゃう。
ちなみに今回のお食事は2人で2千円しませんでした。酢豚も脂身の少ないもも肉でお味はとっても美味です! 神戸の中華にまけていません。
次はおやつ。少し西に戻って、大徳寺の入口、「和久傳」の隣、
松屋藤兵衛へ。
紫野味噌松風が有名。だが、われわれが求めるのは、その端切れ。老主人が店番をしていて、
「松風のはしきれをください」
というと機嫌が悪い。
「はしきれやのうて、耳だす。これはいっつも置いてるわけやおへんのや、くどくど、くどくど」
しばし説明を拝聴するはめにおちいるので注意。耳を買わせていただくという心持ちが大事である。それはともかく独特の風味で味わい深い逸品。
**ナベツマ・ジャック!
じっちゃんがいるときには、
「すみません。松風のミミをいただいてもよろしいでしょうか?」と尋ね、
支払いが終わった際には、
「ではいただいてまいります」とごあいさつ。
こういうときのじっちゃんはとても機嫌がいい。
ちなみに「松風の耳」は420円なり。
**「じっちゃん」のイメージはドラゴンボールの亀仙人に近いかな・・?