木下利玄『一路』(竹柏園、一九二四年)の見返し木版画。岸田劉生得意の果物。いいですねえ。利玄の歌の方はどうもいまひとつ取るものがない。なかでは「童」の連作が微笑ましい。
学校の昼は闌(たけ)たれ本をよむ子供の声のしみらにきこゆ
着膨(きぶく)れて歩かされゐし女の児ぱたんと倒(たふ)れその儘泣くも
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『サンパン』同人の菅野さんより『文化福島』11月号(福島県文化振興事業団)が届く。「占領期資料の宝庫・プランゲ文庫」を寄稿されている。福島県立図書館でプランゲ文庫のマイクロフッシュのうち福島県関係雑誌を購入したそうだ。高額なので、利用実績が上がらないと、次の福島県関係新聞のマイクロフッシュ購入予算が取れないという。検閲機関だったから当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、ガリ版刷りの同人雑誌や高校のクラブ誌まで集めまくっているのは驚き。ちなみに下記サイトに値段が出ている。福島県関係雑誌205種が¥853,700である。京都府関係雑誌は401種¥2,591,300。
日本販売総代理店 株式会社文生書院
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『文字力100』の感想が出ているサイトをみずのわ氏が教えてくれた。参考迄。
http://utsuwa.exblog.jp/ 10月16日付
http://03321268.at.webry.info/200607/article_43.html