UBC vol.8 のチラシが届いた。古書展のイメージを変えてきたUBC、もう八回目とは、早いものだ。先日もちょっと書いたが、17日(火)午後7時より、尾仲浩二・大田通貴の両氏と会場でトークを行うことになっている。「写真漬——撮る人・編む人・描く人」というタイトルになっているが、さて、どんな話が出るのか、小生にもまったく分からない。大田氏はとにかくマイナー作家までよく読んでる、写真は本業ということになるのだろうが、近代文学にもどっぷり漬かっているかんじの人物。尾仲氏とはまだ面識はないけれど、写真集や写真展は拝見している。古本屋もよくめぐっておられるそうである。
尾仲浩二
蒼穹舎/書誌蒼穹舎
ちょうど個展の最中なのだが、どうしても小生にとおっしゃってくださるので、出かけないわけにはいかなくなった。その頃、尾仲氏も早稲田の
ビジュアルアーツギャラリーで個展をやっておられる(10月2日〜25日)。11月には大阪の
Nadarでも行われる(10月31日〜11月12日)。カラーに独特な感性を見せているが、モノクロもすごくいい。
ギャラリー島田からインフォメーション10月号が届く。オーナーの島田さんのエッセイのなかにフランスで馬と会話したことが書かれている。庄野英二の「星の牧場」を思い出しながらブルターニュの農耕馬と挨拶を交わした。馬という動物は好奇心旺盛で、変わったものがあると寄って来るそうだ。「野次馬」という言葉はそこからきているとも。
『広辞苑』第四版には、(1)馴らしにくい馬、老馬、「おやじうま」の略、(2)自分に関係のない事を人の後ろについてわけもなく騒ぎ回ること、などとある。ちなみに英語では rubberneck という口語表現があるようで、《 To look about or survey with unsophisticated wonderment or curiosity》と説明されていて(アメリカンヘリティジ英語辞典)、unsophisticated というのは「無邪気な,純粋な」ということだから、野次馬根性というのは純粋な好奇心から出た探究心のことらしい。