
『小学尋常読本巻之四』(文部省編輯局、一八八七年)の見返しに貼られた「文部省編輯局印行之証」。42×35mm。一見、銅板画のようにも思えるが、「大蔵省印刷局石版製」と明記されている。巻物(千字文、論語)、和本、洋書、地球儀、インク壷とペン、弓矢、槍、櫓、釣竿、魚篭、太陽と星・・・・・? 農耕の象徴がない。
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直近(ちょっきん)という言葉が近頃ひんぱんに用いられるようになった。元来はお役所用語だったとも言う(?)。『広辞苑』第四版(一九九一年)にはないが、第五版(一九九八年)では採られているので、一九九〇年代前半に広がったのかもしれない。英語のlastに対応するような感じはする。
似たような傾向かどうか、『彷書月刊』9月号の写真の説明に《前列最左》《中列最右》といった表現があった。あまり見ないと思うが?