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茅舎忌にさらすものとて恥のみぞ

酷暑のなか、明日の「神戸の古本力」トークショーのためのメモをとる。一九八六年から九五年まで、まるまる九年間、神戸に住んでいた。その間に、青山二郎や渡辺一夫の装幀本を集め出したことをはじめ、古本に対する自分なりのアプローチの方法ができあがったように思う。

むろん雑誌『BRACKET』への参加、『ARE』の創刊(一九九四年)も重要である。文章を書くということもまた、本格的にはじめたのは神戸時代なのだ。一九九五年から京都に住んで十一年。神戸時代の蓄積が『sumus』となり、自著六冊となったわけである。

まあ、そんなことも含め、神戸時代の思い出の本や古書店について語る予定。より古いことは高橋輝次さん、新しいことは北村知之くんにお任せする。雨もようのようだが、ちょうどいい、アーケード街の元ブラでも楽しんで、午後二時からは海文堂書店2Fをのぞいていただきたい。

キトラ文庫さんより『coto』12号とどく。ウンチクの連載「古書へんぺん記8・ある日のみやこめっせ」掲載。『coto』は六年間に十二冊。着々と歩みを重ねてきた。しかし古書店の現状を記した「あとがき」はかなり厳しい内容だ。

《この間に本業の古本屋の方では急激な変化があった。ある日を境に客が消えた、といってもよいだろう。全くといってもいいほど本が売れなくなったのである》
《結論からいえば、本文化からネット文化へと移行したのである。活字離れではなく、本離れである。一冊の本をじっくり読むという読書行為が消えつつある》

う〜ん、たしかにそういう面もあろう。ただ古書の魅力はじつに多様なのである。ということは古書店はそれだけ多様な経営が可能であり、だからこそ若い人たちに古本屋ごっこが流行しているのではないか。個性を生かせる「ごっこ」で全然問題ないと思う。ちなみに神田の三省堂は、もともと夜店の古本屋からあそこまでになったそうだ(大庭柯公『ふるほんやたいへいき』より)。
茅舎忌にさらすものとて恥のみぞ_b0081843_21322597.jpg


中島らもの『頭の中がカユいんだ』(大阪書籍、一九八六年)を読んでいると、次のような文章があった。

《役に立たないアタマ…。蟻がどこかに巣を作っている。頭の中がかゆい。役に立たないうえに、パチキも弱い》

これを読んで先日もらった『ガーネット』49号の「あとがき」を思い出した。ワールドカップの話題である。日本代表がオーストラリア戦で負けて以来、筆者の高階杞一氏の家庭では「必死のパッチ」という言葉が飛び交ったそうだ。「必死のパッチでやらんと厳しいね」とか。そしてそのパッチの意味を『広辞苑』を引いたりして考えているうちに井筒和幸監督の映画「パッチギ」に思い当たり、《「必死のパッチ」の元は、「必死のパッチギ」であり、それが語呂のよい「必死のパッチ」に変化したのではないか》と結論するにいたる。

「パッチギ」は朝鮮語(韓国語)で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意だそうだ。ウンチクの郷里では使わないが、京阪神では一般的な言葉らしい。そうすると、ジダンも必死のパッチギでケリをつけたわけだ。

ちなみに股引を意味する「パッチ」も朝鮮語からだとか。

翻訳家の平岡氏よりメールあり。

《暑中お見舞い申し上げます。

 前略 今度フランス料理のわりと楽しいDVDが出ます(7/21)。タイトルは『ジョエル・ロブションのシンプルフレンチ夏』。私はDVD附属のレシピ本(調理法解説書)を書くライターさんのための翻訳やフランス語チェックをしました(字幕ではありません)。

DVDは5枚組、簡単に作れる料理が125種類も載っていて重宝します。フランス料理界の重鎮がつぎつぎと出てきて自慢のレシピを面白おかしく披露するところがなかなか良いのですが、林さんにとくにお知らせしたのは、この番組(DVDのオリジナルはTF1の連続シリーズ)の中で、これでもかというくらい電磁調理器とル・クルーゼの鍋と、その鍋がそっくり入ってしまうようなばかでかいオーブンが出てくるからなんです(スポンサーなんでしょうか?)。

DVDは買うと18900円もするのですが、どこかで機会があればどうぞご覧になって下さい。見ているうちに、鍋はやっぱりル・クルーゼじゃないといけないような気がしてきます。白いオーバル形はとりわけ料理がおいしそうに見えますね。 草々》
by sumus_co | 2006-07-16 20:45 | 著述関連
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