6月6日 火曜日 うす曇
西荻午前九時二十分発の総武線でお茶の水まで。中央線は満員だが、黄色い電車は座れるくらい。
地下展会場で返送する荷物を整理。畠中さんに連絡したが遅出ということで不在。サイン本については京都に戻ってから対応することにする。
西秋氏に近江屋洋菓子店を教えてもらい、ナベツマに指示されたレーズンビスクウィを購入。ついでに新幹線で食するサンドイッチも買う。

お茶の水駅まで坂をえっちらおっちら、ニコライ堂を見上げて、しばし神田ともさようなら。

帰りは自由席だが、よく空いていた。京都市の名所看板(平等院鳳凰堂)が迎えてくれた。

古書モールで買った『花道』2号(東宝製作課、一九四六年六月)。表紙は木版画と手彩色。作者は中村正典。紹介欄に《通称モノチヤン、舞台美術係。近くその抒情的な画風の舞台が現はれるでせう》とある。本文はガリ版刷り。東宝宝塚劇場の裏方さんたちの雑誌のようである。『VIKING』を見ていたので、思わず買ってしまったが(500円)、なかなか熱っぽいいい雑誌だ。表紙も美しい。

UBCで買った『第二独歩集』(新潮社、一九一八年)、表紙の寒冷紗に四色刷りがなんとも贅沢に見える。