題 名=神戸市戦災焼失区域図 復刻版
発行日=2013年8月15日
著者等=日本地図株式会社
発行所=みずのわ出版
http://www.mizunowa.com/index.html
パッケージデザイン=林哲夫
《小社ではこの度、「神戸市戦災焼失区域図 復刻版」を刊行いたしました。
これは、戦中の国策統合会社であった旧・日本地図株式会社により、1946(昭和21)年6月に刊行された「神戸市戦災焼失区域図」(天地382mm×左右1080mm、縮尺20,000分の1)を原寸通りに復刻したもので、アジア太平洋戦争下、度重なる空襲により焼失した地域が赤色で示されています。近代以降、1945年の空襲と1995年の阪神淡路大震災で二度にわたって灰燼に帰した旧六大都市・神戸の、昭和戦中期の街区、町名を今に伝える貴重な資料でもあります。
なぜに神戸の戦災焼失区域図を山口県の版元が、といいますと、小社は阪神淡路大震災後の1997年12月に私(柳原)の「一人出版社」として創業して以来、東日本大震災・福島第一原発爆発事故後の2011年9月に山口県周防大島に移転するまでの足掛け15年にわたり、神戸で出版活動を続けてまいりました。「神戸・ユダヤ人難民1940-1941」(金子マーティン著)、「山上の蜘蛛-神戸モダニズムと海港都市ノート」(季村敏夫著)、「神戸の古本力」(林哲夫・高橋輝次・北村知之編)など、神戸関連書も数多く手掛けてまいりました。今回の復刻地図は小社が神戸でやり残した仕事の一つです。戦時下を生きぬいた世代が次々と世を去り記憶の風化が進むなかにあって、いま、非戦を誓った日本国憲法が改定の危機に直面しています。そのような状況のなか、都市に刻まれた戦争の記憶を掘り起こし次代に伝えるために、これだけは出しておかねばならないという考えで、刊行に踏み切った次第です。
良好な状態で残る「神戸市戦災焼失区域図」の原本は貴重ゆえ、古書市場でも滅多に出回ることはありません。これでは一般の市民のみなさんの目にふれる機会はまずありません。資料は一般の市民が求めやすい価格で、広く行き渡ることが肝要です。
今回の復刻部数は1000部。定価2100円(税込)に設定されていただきました。取次に納品していますので書店でのお取り寄せも可能ですが部数が限られており、時間もかかります。直送が早くて間違いないです。小社までメエルにてご注文いただきましたら送料サービスにてお送りいたします(恐れ入りますが、振替手数料はご負担願います)。何卒よろしくお願い申し上げます。
http://mizunowa.com/book/book-shousai/kobe-map.html》
海文堂書店日記
2013-07-31 みずのわ 戦災 & 福島、フクシマ
http://d.hatena.ne.jp/kaibundo/20130731