
《もし、あなたが、七月二日「
エリゼ・モンマルトルでの大コンサート」と手帳にメモしているなら、ポスターという形をとったいたずらなので要注意! コンサートは開かれません》
と、これは『ヴァン・ミニュット 20 minutes』というフリーペーパー(無料新聞についてはこちら
http://sumus.exblog.jp/17094556/)の記事。広告で会場だとされているエリゼ・モンマルトルは一八〇七年にモンマルトルにオープンした舞踏場。現存するのだが、コンサート場は二〇一一年に小火を出して以来再開されていないそうだ。パリジャンなら当然誰でも知っているわけで、こんな贋広告にだまされる「パリ人はおらはらしまへんえ」というアートの手法らしい。
記事そのものはどうということはない。わざわざ切取ったのは、この記事の男性が写真を撮っている壁に見覚えがあったからだ。これは今回最初に泊まったグラヴィリエ通りの宿のすぐ近所だった。小生が撮影したのがこちら。

お次はマレー地区、同じポスターが建物や電話ボックスに張り巡らされている。たしかにパリ中で見かけた。こういうのを大阪風に言うと「いちびり精神」になるのだろうか(違いますか)。また、この写真に見るような落書きアートもいたるところにあって、斬新な作品が多い。街の画廊よりも落書きギャルリーの方が刺激的のようにも思えた。

今年見かけた落書きはマンガっぽいのが多かった。写実の傾向が顕著である。