
留守中に頂戴していた『BRUTUS』第三十四巻第十一号(マガジンハウス、二〇一三年六月一五日)、「古本屋好き。」。
《もはや、古本屋は一部のマニアとおじさんのための場所ではない。
一昔前にカフェや雑貨店を開くのが夢だったように、
古本屋を開くことが一つの憧れにさえなってきている。》
とこのような捉え方で全国の新旧の古書店や話題のある古本人たちを紹介している。さすがに知らない店もたくさん出ているなあ。近いところでは京都祇園の「Books & Things」というのはちょっと訪ねてみたくなる雰囲気。そう言えば、古門前あたりに古本屋ができるというのを某氏に聞いた記憶があったが、ここの店のことだったのかな。エキサイト・ブログで写真集を中心に商品紹介をしているが、これはなかなかのもの。
Books & Things
http://andthings.exblog.jp
善行堂、蟲文庫、火星の庭、往来堂など顔見知りの店主たちも登場。真打ちとして月の輪さんの目録が紹介されていた。「目録狂の仕事。」。『月の輪書林古書目録十六 太宰治伝』がけっこう詳しく紹介され、書影(装幀=林哲夫)も載っているのは、嬉しい限り。コクテイルの狩野さんも出ていた。ニューウェイヴだけでなく網羅的に古書業界を紹介した、最近では案外と珍しい内容の特集だと思う。よくできている。