
『lui cuisine』 (Editions Filipacchi, 1971)。ローラン・トポールの挿絵入りということで購入したもの。トポールについてはこれまでもいろいろ書いてきたので、検索していただきたい。一例をリンクしておく。
トポールの眼
http://sumus.exblog.jp/13240753/
著者はシェルシュ・ミディとなっているが、これは一九七八年に設立された出版社の名前とまったく同じである。調べてみるとエドワール・シャルル・リヴァル(Édouard Charles Rival)のペンネームのようだ。料理関係の歴史書などの著書がある。シェルシュ・ミディ出版と関係があるのかどうかは分からない。
男の料理のはしり(?)かどうか。『lui』というのは男性雑誌(フランスの『プレイボーイ』ということです)。一時期、日本版も発行されていた。一九六三年にダニエル・フィリパッチが創刊し、九四年に廃刊になっている。

「もうすぐ一緒になれるわ、このカップを口にすれば…」

「念入りに磨いて…」

「良い本を消化したら…」

「立派な膝は若さのしるし…」
本体にビニールカバーが巻いてあって、見返しに「このプラスティックの被いは台所でこの本を広げたときに汚れないためです」と注意書きが印刷されている。著者みずからが実践してきたレシピーということなので、実用性がありますよ、ということだろうか。