DANIEL HENRY『JUNGE KUNST BAND 15 ANDRE DERAIN』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1920)
H.V.WEDDERKOP『JUNGE KUNST BAND 22 MARIE LAURENCIN』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1921)
HELMUD KOLLE『JUNGE KUNST BAND 27 HENRI ROUSSEAU』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1922)
WILL GROHMANN『JUNGE KUNST BAND 42 WASSILY KANDINSKY』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1924)
ADOLPHE BASLER『JUNGE KUNST BAND 46 HENRI MATISSE』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1924)
街の草で五冊入手。以前このシリーズ画集については触れたことがある。
エーリヒ・ヴィーゼ『アレキサンダー・アーキペンコ』(一九二三)
http://sumus.exblog.jp/18255169/
『GUSTAAF DE SMET』JUNGE KUNST BAND 38
http://sumus.exblog.jp/6196307/
マチスの巻に挟まれている栞。これによれば少なくとも48冊は刊行されている。古書価はタイトルによってまちまちのようだ。
いま、abeさんで検索するとカンディンスキー$150が一番高い(ここにありますがな!)。著者のグローマンはパウル・クレーの研究者としても有名だが、池田満寿夫を評価していたというのを池田自身がどこかに書いていた。他にはオーギュスト・マッケ、フランツ・ヘッケンドルフ、マックス・ベックマンあたりにはそこそこの値段がついているが、それ以外はまあ十ドル前後。
そういうことは後知恵である。街の草主人が「表紙のデザインがええやろ」と差し出してくれたので「いいですね!」と同感して求めた。こういうのがシビレル装幀なのである。