
モランディについてはこれまでいろいろ言及してきた。もっとも愛する画家の一人である。ということを知っておられる方よりウィリアムモリスでこの画集を頂戴した。多謝、深謝。二〇〇八年にニューヨークのメトロポリタン・ミュージアムで、翌年にボローニャの近代美術館で開催されたモテンディ展の共通のカタログであり、一般図書としてスキラから刊行されている。
日本でも昨年モランディ展が開催される予定だったが、東北震災のために急遽中止になった。その図録が『ジョルジョ・モランディ』(フォイル、二〇一一年一一月)として出版されているそうだ。フォイル(FOIL)は東京と京都でギャラリーと出版をやっている会社らしい。一度訪ねてみよう。
FOIL
http://www.foiltokyo.com/enter.html

この図録で特徴的なのはモランディにおけるフランス絵画などの影響をかなり執拗に比較検討しているところだろう。セザンヌ。ルノアール、コロー、ルソー、スーラ、そして先日紹介したシャルダンとの類似も指摘されている。上左がモランディの銅版画(一九二七年)、右がシャルダンの静物画(一七五八年)。このシャルダンの図版をモランディはアトリエの壁に貼っていたそうだ。

モランディ(レオ・レオニ撮影)。以下主な過去のモランディ関連記事。
甘い生活のモランディ
http://sumus.exblog.jp/18157347/
モランディへの旅 林哲夫
http://sumus.exblog.jp/13367492/
モランディのアトリエ
http://sumus.exblog.jp/13515515/
アブラモヴィッチ『ジョルジョ・モランディ:静謐の画家と激動の時代』
http://sumus.exblog.jp/12751182/
モランディが住んでいたヴィア・フォンダッツァ
http://sumus.exblog.jp/8851733/
FLOWERS BY GIORGIO MORANDI
http://sumus.exblog.jp/6606677/