林蘊蓄斎の文画な日々
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2012年10月5日 溜池山王官邸南

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この日から溜池山王官邸南にあるホテルへ宿泊。部屋から首相官邸の一部が見下ろせる。ホテルへの出入りには、これこの通り、おまわりさんの警戒線を突破しなければならない。むろん怪しい者ではないのでフリーパスではあるが、現在このホテルは日本一安全だという噂があるとかないとか。

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午前中「浜口陽三の世界 ~フランス文学者柏倉康夫氏と浜口陽三の対談より~」を見る。珍しい油彩画などある。版画の道具やプレス機、銅板の原版なども展示されていて参考になった。その後、三越本館六階美術画廊で知人の個展を。ガンバッてるなあと思うが、まねはできない。

夕方、ウィリアムモリスにN書店のN君来てくれる。これから首相官邸へデモに出掛けるのだと言う。毎週金曜日の夕方六時から八時の間にきっちりと収まるように行われるそうだ。原発反対のいろいろな方法論について教示を得る。N君がそんな活動をしているとは意外だったが、最近はそういうもののようだ。自然な行動だと見えた。それが大切なのかもしれない。

首相官邸前デモ呼び掛け人・平野太一「デモだけでは変わらないという批判があることは知っています」

デモに行くN君と永田町の駅で別れて飯田橋へ。もー吉で間村さんと飲む。間村さんパリ旅行のため前倒しの仕事がモーレツに押し寄せているらしい。でも、飲むのは別だとか。A社の若い人たちと約束していたそうだ。そこへ飛び入りで混ぜてもらう。話題はついに間村さん専属だった写植屋さんが廃業と決まったことに終始。これまでずっとやってきた写植・版下という装幀作法に近々終止符が打たれるもよう。

もう一団の編集者グループが来店。旧知のSさんもいた。続いて間村さんと高校時代以来の付き合いだという推理作家の竹本健治さんご夫妻も来店。彼らが若き日に出した一号同人雑誌の話題などで盛り上がる。もー吉は間村工房の応接間の様相を呈する。

飯田橋よりタクシーにて首相官邸へ帰宅。間村さんと飲むと遅くなることがときどきあるが、深夜の都内を突っ走るのは楽しいゾ。官邸前には夜中でもおまわりさんが張り付いている。ありがとう、小生のために、ではないけれど。
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by sumus_co | 2012-10-15 20:41 | 東京アレコレ日記
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