
二年ぶりくらいでビストロ・スポンタネにてランチ。昔のブログ(
http://sumus.exblog.jp/5269252/)を見てみると、最近はかなり値段がアップしているのが分かる。今は二千円からだが、前菜二品、スープ、肉か魚、デザート、珈琲か紅茶…これは十二分に満足のできる内容と思う。

ホタテとニョッキ(豚足入りだそうだ)。

ガスパッチョ。トマトと胡瓜が入っている。絶妙なバランスだった。

法観寺(八坂の塔)。スポンタネから清水坂を上がって三年坂美術館へ向かう。歩き出すとすぐに汗だくになるくらい暑い。それでも中国、韓国、スペインからの観光客で賑わっていた。日本人はカップルが圧倒的に多かった。このあたりを歩くのは十何年ぶりかもしれない。かなり変貌している。
清水三年坂美術館を初めて訪れた。一階は売店と常設展示室。明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼。象牙の彫刻が見事というのか何と言うのか、例えば貝殻をスーパーリアリズムで再現している。材質は象牙なのだが、彩色もリアルで、どう見ても貝殻にしか見えない。これって彫刻としての意味、あるのかな?
目的は二階の「
ボリビアの織物」展示である。
《ボリビア織に初めて出会ったのは今から33年前、アメリカの蚤の市であった。以前からインディオの文化に興味を持っていてインカやプレインカ文明の土器や布の事は知っていたが、この様に色鮮やかで面白い文様が織り込まれた布がボリビアの高地で今も織られている事は驚きであった。両面織りで表にも裏にも美しい文様が織られていて、その美術品としての価値の高さを即座に感じ、たちまち虜になってしまった。》(館長・村田理如)
まったく見事な織物だ。緻密でありながら窮屈すぎないというか、ゆったりとしたものを感じさせる織り振りが何とも言えず良い。展示品のレベルも非常に高い。館長のコレクションだそうだ。一階の売店にはパウル・クレーの水彩画のセット絵葉書があった。店員さんに「これも館長のコレクションですか?」と訪ねたら、当たり前だが「そうです」との答え。居られる所には居られるんですなあ。

鴨川の面を眺めてとぼとぼ帰った。汗が止まらなかった。