
先週末から始まった「宇崎スミカズと華やかな大阪出版文化」展を見るために堺市まで出かけた。JR大阪駅から乗り換えなしで行ける便もあり、また環状線から天王寺で阪和線に乗り換えてもいい。予想以上に便利なところ(大阪駅〜堺市駅まで290円)。堺市駅下車すぐ堺市文化館。
展示はスペースと展示品の都合で前半後半に分けられるというので、まずは前半を見ておこうと思ったのである。後半はお盆が終わってから。また9月1日には瀧克則さんと小生のスミカズについてのトークショーも予定されている(これについては来月あらためて告知します)。
ショーケースに肉筆類(ペン画、色紙、デッサン等)、書籍類、雑誌、絵葉書、そしてスミカズの肖像写真などが並ぶ。ご子息の元から新たに若い頃(おそらく明治末か大正初めだろうか、二十代でまだトレードマークのロイド眼鏡はかけていない)の写真が提供されていた。これは貴重である。他にもいろいろな発見があった。まあ、あまり細かいことを書いても仕方ないのでそれらは省略。規模としては一昨年の大阪市立図書館の展示の方が大掛かりだったかもしれないが、今回はとても丁寧に編集されており、壁に張り出された関連の写真、絵手本や雑誌誌面などの拡大コピーもスミカズ理解を助けてくれるだろう。
欲を言えば、与謝野晶子関連の展示物のある場所にも並べてもらいたかった。例えば、与謝野夫妻が使っていた家具が展示されているスペース。これはかなり広いので、家具と調和を乱さない程度に色紙や絵葉書などを展示すれば今の倍ぐらいは並ぶのではないか。あまり駄々をこねても仕方ないが。
いずれにせよ、ゆっくり落ち着ける展示空間になっていることは間違いないので節電の折から、是非お運び願いたい。アルフォンス・ミュシャのコレクションも同じ館内で見ることができる。
上の写真は大浦コレクションから。展示されていると思うものを選んだ(多数並んでいたので勘違いがあれば、あしからず)。