一日休養したので、元気よく出勤。
芳名帳を見ると、昨日も沢山の方が見えられていた。お会い出来ずに残念と思う方々ばかり。本日も京都から何人もの方が。町家古本はんのきに置かせてもらった案内葉書を見て、という方もおられた。また、東京から来てくださった方も。深謝です。夕刻、戸田勝久さん来場(本日はロイユはお休み)。最近少し凝り出した軸物の情報などをうかがう。戸田さんはもう何年も熱心に研究されているということだった。水越松南についてはとくに詳しく調べておられるとか。なるほど、なるほど、勉強になることばかり。

また、先日見えた某氏はわざわざランボオの本を持参してくださった。これは有り難い。『RIMBAUD PAGES CHOISIES』(LIBRAIRIE HACHETTE, 1955)と『酔ひどれ船』(新城和一訳、白樺書房、一九四八年一月一〇日)、前者は上の写真のようにランボオ・シリーズとして描けるたたずまい。表紙の肖像はファンタン・ラトゥールによる有名なもの。後者の発行人は矢野文夫。「
古本夜話209 金鈴社と矢野文夫訳『悪の華』」に詳しいが、この名前、長谷川利行の著者として覚えていた。仏文系の人だったのか。白樺書房には他に『ボオドレエル詩集』矢野訳一九四八年、『悪の華』矢野訳、一九四七年、そして長谷川利行『空しき青春』一九四七年などの出版物があるようだ。