
先日、
岡崎氏が古書店レッテルのことに触れて《あれ、剥がすのが難しくて、破れたり、もう本体をあきらめて、ええいとそこだけ切り取って本体は捨てたり。意外に難しいコレクションです。》と書いていたのは大いに同感した。古書市の百円均一などで見つけると、奥付とレッテルの貼ってある頁だけ破り取って、それ以外は捨てて来ることがたまにある。かわいそうな気もするが、何もしないと結局すべて廃棄されてしまうだけなのだ。ごく一部でも救い出せればよしとしたい。
ただ、本の内容や装幀が良くて捨て切れないこともしばしばある。レッテルだけきれいに剥がすのは至難の技。できれば本にも傷をつけたくないし。鋭利なカミソリなどでゆっくりじっくり切り剥がすと言う人もいるが、気短な人間にはできそうにない。だから近頃は本のまま保存している(もちろん気に入ったレッテルが貼られている場合だけ)。何人のかの方々より剥がしたレッテルを送っていただいているが、これには大いに感謝している。
上に掲げたものは昨日たまたま見つけた。ビニール袋に古書店レッテルや蔵書票や印紙、切手などの小さな紙モノをひとまとめに放り込んであった。誰かの気まぐれコレクションだろう。古書店レッテルは百枚ほどもあった。ただし剥がし損ねてビリビリあちらこちらがほつれてしまったものも少なくなかった。戦後すぐの品が多かったようだ。レッテルも本もどちらの紙質も脆弱だからなおさらうまく剥がせなかったのだろう。それらの中からこれまでに紹介したことのある品も含め京都の書店だけ集めて見た(三菱は書店じゃないかな?)。
このブログで紹介してきた主なレッテルの記事
http://sumus.exblog.jp/17825230/