
三月二十六日。半年ぶりで上京。見本帖本店へ行く前に神保町をピンポイント(均一箱単位)で攻略(これについては後で書きます)。古書モールの五階四階もざっと見て、伯剌西爾で某氏と古本界などについて話し込む。東京堂書店の前を通ると、いままさに急ピッチで改装の仕上げが行われている最中。三月三十日にブックカフェ(?)としてリニューアル・オープンするそうだ。
午後四時過ぎ、見本帖本店到着。学生時代に来たことがあるが、当時のおもかげはなったくない(三十五年ほども経つので当たり前か)、二階の展示スペースに受賞作と最終候補作および過去の受賞作が並べられている。竹尾の関係者、審査員の方々に紹介されてご挨拶。記念撮影。この展示は四月十一日までつづくそうなので、ご興味のおありの方はお運びください。
その後、
学士会館まで徒歩にて移動。昭和三年に建設された建物(上の写真)。式の始まる前にホールで待っていると創元社の矢部社長が滑り込み(別の会合があったそうだ)。某氏が「近頃はどこにいても、今、地震がきたらどうなるか、それが頭から離れないんですよ」とおっしゃる。たしかに、学士会館は古い建物なので、やや心配なところもあるが、気にしているとキリがないとも思う。
授賞式、記念講演(今回は竹尾の関係者だけということで、小生の方からはどなたにもお知らせしませんでした、あしからずご了承ください)。講演といっても例によってスライドを見てもらいながら製作の過程などを説明したていど。ただ竹尾賞受賞者の講演は初めての試みだったそうで、好意的に受け止めていただけたようだ(見本帖本店の展示会場にて講演のヴィデオ映像が見られるそうです)。
立食パーティ。さまざまな方と名刺交換。小生が『関西の出版100』で使った紙を実際に作っておられる会社の方や出版関係の方々。なんとキトラ文庫安田有さんのとうとうべ時代からの知人で『coto』を読んでいますという某社の編集の方に話しかけられてビックリ。また工作舎のスタッフの皆さんとお話しできたのが印象に残る。工作舎の本て、こういう方たちが作っておられるのだなあ。意外のようでもあり、納得もした。
というような、いろいろな意味で刺激たっぷりの一日だった。疲れました。