
姫路の歴史博物館まで所用ありて出張した。ちょうど姫路城が改修工事中で、ふしぎな様相を呈していた。これまた、ある意味で、めったに見られぬ景物であろう。念のため、天守が透けて見えている、のではなく、お城は囲いに描かれただまし絵である。

堺市立与謝野晶子文芸館において今年の7月24日から9月9日まで「晶子さんとその時代」という企画展が開催されることが決まった。そしてその具体的な展示というのが「大阪の夢二」と呼ばれた挿絵画家宇崎純一に焦点を当てたものになる予定だという。
そこで姫路の歴史博物館に所蔵される入江正彦コレクションを調査することになり、同行を求められた。この入江コレクションが凄い。十一万点にも及ぶ子供文化資料が満載。そのなかに宇崎純一の絵手本や絵葉書はもとより相当数の原画が含まれている。全貌はいまだ未整理ということで不明ながら、スミカズの原画および著作については一応ひとまとまりになっていた。
どういう展示になるのかは、この調査を踏まえて、文芸館の担当者が決めることになるが、大阪市立図書館でのスミカズ展とはまたひと味ちがった宇崎純一の世界が楽しめるのではないかと思う。また進展があれば報告して行きたいと思う。