
一度はのぞかないと落ち着かないジベール・ジョセフ(
Gibert Joseph)。一八八八年、ブールヴァール・サンミッシェルにジョセフ・ジベール(元は古典文学の教師だった)が古本屋を開店したのが始まりだと言う。教科書や参考書の販売で成功。一九一五年、二人の息子が父の後を継いだ。一九二九年に長男ジョセフが同大通り三十番地に書店を開き、弟ブルーノがすでに紹介したジベール・ジューヌの名前で父の仕事を受け継いだそうである。

『ファトラ』が手に入らずガックリきていた身としてはプレヴェールものを何か一冊でも見つけられればと思っていた。すると、ありました! 『ジャック・プレヴェール・コラージュ』(Éditions Gallimard, 1982)。オカジオン(古本)で70ユーロは高くないでしょう。
基本的にはマックス・エルンストの手法を踏襲したコラージュだが、かなり露骨に反宗教的で残酷な重いトーンで貫かれている。彼の詩が単なる諷刺を超えた激しいものを抱えているのと同じか。




サンミッシェル駅からだとジョセフの少し手前にあるブーリニエ書店(
Boulinier)、ここもいつも人だかりがしている。

さらに少し手前のロワジール(余暇)の書店(Librairie des Loisirs)。