
佐伯祐三「コルドヌリ(靴屋)」。一九二五年の第十八回サロン・ドートンヌに入選した作品。この頃、佐伯はモンパルナス墓地の近くシャトー通(rue du Château)十三番地に住んで居た。
こちらはグラン・ショミエール通で見かけた現在のコルドヌリ。靴修理屋。洋服修理の店もよく見かけたので、パリ人は締まり屋というか倹約家が多いのだと思う。

大阪市の新市長が近代美術館問題に触れて、作るなら外国からでも人が呼べるものを作る、作らないならコレクションは売り払うと述べたようだが、ある意味、はっきりしていていい。例えばルーヴル美術館は宮殿を、オルセー美術館は鉄道駅舎を再利用しているわけだから、大阪も大阪城を現在の市立美術館や公園も含めて大改造したらいいんじゃないの(土地は国有だそうだが)。ま、無理だろうけど。いずれにしても現在の近代美術館用のコレクションが散逸すれば、それはそれで、また集める楽しみができるというもの。古本も同じ。