
やはり同じ地域にヴィラージュ・サン・ポール(Village Saint Paul)と呼ばれる骨董店や画廊などが数十軒集まった一区画がある。ちょうどブロカント(古物市)が開かれるという幟がはためいていたので覗いてみた。たしかにいろいろ雑多な品物が並べてある。
有名なクリニャンクールの蚤の市よりも値段は控えめだと案内書には書いてあったが、あるいはそうかもしれない。クリニャンクールは三十年以上前に一度訪ねた印象しかなく、当時すでに何でも高かった。最近では
アヴニュー書店がクリニャンクールの外れにあったので訪問したことはここにも書いたけれども、そのときも古物にはあまり惹かれるものはなかった。アンティークが専門の人たちにはまた別の見方があるかもしれないが。結局、この都心のヴィラージュ(村)でもぶらついて写真を撮ったにとどまった。

ブロカントということは、常設店舗以外の店が出ているのだろう。古本を並べている店もいくつかあり、古書店もテントを出していた。

ヴィラージュの東に面したサン・ポール通りに英文書籍を扱う書店がある。
The Red Wheelbarrow(赤い手押し車)。店頭に並んでました、ハルキさん。

古書店はこの近辺には他に絵葉書屋(Librairie cartes postales)、フーカード(紹介済み、『spin』05参照)、ボカリオ(Boscario Livres)、ラ・フォンテーヌ・シャルルマーニュ(La Fontaine Charlemagne)などがある。