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大正十二年九月一日![]() 絵葉書、鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)「大正十二年九月一日」(下山葉山堂)。「国際美術協会第一回内国綜合展覧会出品」とあるが「国際美術協会第1回内国各派大綜合展」(東京府美術館、一九二九年五月二五日〜六月一六日)のようである。 安永四年(一七七五)に刊行された方言辞典『物類称呼』(岩波文庫、一九七七年三刷)をながめていると自然に「地震」という文字に目がとまった。 《地震 ぢしん○関東及北陸道にて・ぢしんといふ 西国及中国四国にて・なゐといふ「日本天智天皇紀」是春地震[このはるなゐふる]と有》 そこで『日本書紀』の天智天皇(巻二十七)を見てみた(岩波文庫、一九四八年版)。たしかに三年の三月に出ている。 《百済王善光等を以て難波に居(はべ)らしむ。星有りて京(みやこ)の北に殞(お)つ。是春、地震(なゐふ)る》 天智天皇三年は六七〇年だろう。この年には庚午年籍(初めての全国的な戸籍)が作られた。天智天皇ではここ一ケ所だけ。ところが続く天武天皇には何度も「地震」が記録されている(天武天皇紀参照とすべきだな)。逸話もまじえてあるのは七年の記述。 《十二月癸丑朔己卯、臘子鳥(あとり)天を蔽ひて、西南(ひつじさる)より東北(うしとら)に飛ぶ。是の月、筑紫国大に地動(なゐふ)る。地裂くること広さ二丈ばかり、長さ三千余丈、百姓の舎屋(やかず)、村毎に多く仆(たふ)れ壊(やぶ)る。是の時百姓の一家岡の上に有り、地動(なゐふ)る夕に当りて、以て岡崩れ処遷る。然れども家既に全くして、破壊(やぶ)るゝこと無し。家人岡の崩れて家の避(さ)れることを知らず。但(た)だ会明(あけぼの)の後に、知りて大いに驚きぬ》 臘子鳥(あとり)はスズメ目の鳥。この後も毎年のように「地震」と記されているが、詳しいのは十三年十月。南海地震か……。 《壬辰、人定(ゐのとき)に逮びて、大に地震(なゐふ)る。国を挙(こぞ)りて男女叫唱(さけ)びて不知東西(まどひぬ)、則ち山崩れ、河湧き、諸国郡の官舎(やかず)、及び百姓の倉屋、寺塔神社、破壊れたる類、勝(あ)げて数ふべからず、是に由りて、人民及び六畜(むくさのけもの)多(さわ)に死傷(そこな)はる。時に伊予の温泉、没(うも)れて出でず。土佐国の田苑(たはたけ)五十余万頃(しろ)、没れて海と為る。古老曰く、是の若(ごと)き地動未だ曾(むかし)より有らず。是の夕、鳴る声有り、鼓の如くして、東方に聞ゆ。人有りて曰く、伊豆島の西北二面、自然に三百余丈を増益(ま)して、更に一の島と為る、則ち鼓音の如きは、神是の島を造れる響なり。》 この影響だろう十一月の庚戌には土佐でつなみ(?)があった。 《大潮高く騰(あが)りて海水(うなつ)飄蕩(ただよ)ふ。是に由りて調(みつぎ)を運ぶ船、多く放失りぬ。》 それにしても『日本書紀』は部分的にしか読んでいなかったが、今ざっとめくっただけでも、地震もさることながら、天智〜天武のころには海外派兵(白村江では大敗!)も含めて朝鮮半島情勢に巻き込まれ、さらに内乱もあり、戦争ばっかりやっているのがよく分かる。ある意味、物質的に豊な時代だったのかもしれない。
by sumus_co
| 2011-03-17 21:58
| 雲遅空想美術館
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