
砂丘館を出て北書店へ向った(移動は大倉さんのデミオです)。昨年八月に「読む人」の展示でお世話になった。
読む人 in 新潟(於・北書店)
http://sumus.exblog.jp/13583658

巨大書店とちがって、ゆったりとしたスペースで選ばれた本や雑誌をじっくり選べる空間になっている。いたるところに工夫が見られ、本の顔が立ち上がってくる。しばし店主の佐藤さんと立ち話。三月書房のことなど。茂田井武『パリーノコドモ』復刻版(トムズボックス、二〇〇八年。元版は、まひる書房、一九四六年八月一〇日)を見つけて飛びつく。これは好きだ。

佐藤さんに教えてもらった近所のラーメン屋「
らーめん こころ」で夕食。うどんのような麺。背脂たっぷりのわりには見た目よりあっさりに感じた。煮干だしがちょっときついかな。

腹ごしらえをしてから大倉さんのデミオは東へ走る。途中でミスドのドーナツを山ほど買ったりしながら(ご自宅用。なにやら朝の出かけに子猫をうっかり戸外へ出してしまったペナルティだとか……はは、バラしてます)。
小阿賀野川沿いに少し山手へ入ったところにある音楽喫茶&BAR「楽風舎」に到着。このへんになるとそれなりに雪が深い。旧家の古材を使った建物は温かく心地よい空間。巨大なスピーカーはじめ、椅子、テーブル、薪ストーブからはじまって、すべてこだわりを感じさせるしつらえ(店内撮影禁止のため写真はありません)。一階ホールは満席、二階へ。二階和室にも人が。廊下の席に着く。赤ワインとおつまみを注文。運転手はハーブ・ティー。ワインはNapaワインだった。おつまみがまた選び抜かれた品々。乾燥トマト、干しぶどう、ソーセージ、サラミ、オリーブ、パンなど。仕事の片手間に(詳しくはHP参照)一人だけでやっておられるそうで、代金も薪代(出口付近の柱に取付けられた箱に客が自分でお金を入れる方式)としてある。新潟には奇特な人がたくさんいる。オドロキ。玄関口の「時屋」の看板はかつて新潟市にあった喫茶店のものだと聞いた。