新潟へ向う。わが家から大阪国際空港(伊丹)へは阪急の南茨城でモノレールに乗り換える。この駅の構内に「モノレール文庫」があって、誰でも利用者が借りて読めるようになっている。

自宅からおよそ一時間で伊丹空港に到着。まっすぐ手荷物検査場へ。ネットでチケットを買って二次元バーコードをプリントアウトすれば、そのコードを保安検査カウンター入口にある小さな読み取り機にかざすと、キュンと鳴って搭乗ゲートが指示されたレシートのような紙が出てくる仕組み。それに従って待合所へ行く。
しばらくするとボーイング737がやってきたので、ジェットか!と感激していたらそれは東京行きだった。新潟行きは別のゲードだったのだ(しょぼーん)。ま、ようするにプロペラ機、ボンバルディアDHC8-Q400。この写真ではわかりにくいかもしれないが、機長は白人男性、
ピーター・ウェラーとか(適当です)そんな名前だった。

出発時には晴れていた。乗客は四十人弱くらい。たぶん座席の半分くらいしか埋まっていないので、ゆったりと二人席を一人で使わせてもらう。上空は白い雲ばかり。途中わずかに山脈が見えた。

およそ一時間で新潟空港に到着。空港周辺は雪景色が美しい。ピーター・ウェラー機長、ランディングも上手だった。

絵屋の大倉さんが車で出迎えてくれた。そのまま絵屋まで案内してくれる。新潟市内はまったくといっていいほど雪もなく、寒さも京都と変らなかった。過去、二〇〇〇年と〇五年に二度個展をさせてもらっているが、道路敷設のため数百メートル移転してからは初めての訪問。
かつての絵屋のようすは下記に。
http://www.geocities.jp/sumus_co/daily-sumus0509-2.html
駐車スペースができたのと、二階に宿泊できるようになったことが大きな違い。移築なので、基本的な間取りは以前のままだ。多少増築したそうだが。

大倉さん。東京芸大の学生時代、橋爪節也さん(このブログにはしばしば登場します)に枝雀のテープを借りたことがあるという不思議な縁(でも、それだけだそうだが)。

この日の夕べは『新年』復刻版を刊行された齋藤・鈴木の2S氏に誘われて
新潟駅近くの「おでん処じゅんちゃん」へ。「とりあえずビール!」じゃくて、いきなり日本酒の新潟スタイル(?)。ボトルキープの焼酎もごちそうになる。ふだんほとんど呑まないので廻りが早い。

料理はどれも安くてうまい。ただし、おでん処というわりにおでんはもうひとつ(単なる好みの問題かもしれませんが)。なかで初めて食した新潟の珍味がこの「栃尾の厚揚げ」。関西の厚揚げとはまったく違う。分厚く細長いサイズもそうだが、きめ細かなスポンジのような断面とアルデンテの歯ごたえは病みつきになる。炙ったものを大根おろしと生姜少々、削りぶし、醤油で。到着早々、新潟満喫の夜だった。