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白孔雀2

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『白孔雀2』(稲門堂書店、一九二二年四月一日、タテ216×151mm)。西條八十編輯の雑誌。拙著『古本屋を怒らせる方法』(白水社、二〇〇七年)の「腰のあるうどんのような高松の底力」で書いたように讃岐の某店で『白孔雀』の創刊号と第二号を買ったことがある。それらは扉野氏に譲った。最上純之介こと平井功(ひらい・こう)が寄稿しているから、平井功の年譜を作った扉野氏が持っている方が有益だろうということで(『サンパン』三期四号および七号、二〇〇四年四月、参照)。

それから何年も経ってまたしても『白孔雀』に出会った。二号と八号(八号には最上純之介は寄稿していない)。二号の限定番号は「2820」、そうすると、そこそこ出ていたわけで、今でもそれなりの金額を払えば八号までの揃いが手に入るのも頷ける。

最上純之介「愛蛇悲曲」のページをかかげておく。

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『喫茶店の時代』関連では巻末の「消息」にこうあった。

《△白孔雀創刊記念の祝賀会が三月三日の夜「鴻の巣」で開催された。来会者は吉江喬松先生、日夏耿之介氏、前田春声氏、北村初雄氏、西川勉氏をはじめ其他「白孔雀」同人数名、及び稲門堂主人小柴権六氏など。晩餐終つてのち西條八十氏の挨拶あり。極めて内輪な小人数の会合ながらしんみり[四字傍点]した水入らずの、いかにも愉快な団欒であつた。十一時過ぎまで歓談して散会した。》

「鴻の巣」は当時、京橋南伝馬町二丁目にあった「メイゾン鴻之巣」であろう。

白孔雀2_b0081843_1944236.jpg

稲門堂書店発行の西條八十『抒情詩集 空の羊』(一九二一年一二月一日)の広告。イラストレーションは初山滋。

また寄贈された雑誌名が掲載されている。面白いので引用してみる。ノーマークは神奈川近代文学館が所蔵。○は日本近代文学館が所蔵。×はどちらにもないと思われるもの。

一致 ○
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新進詩人 ○
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金の鳥 ○
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週刊ヂヤバンタイムス ○[週刊ジャパンタイムス]
by sumus_co | 2011-02-07 21:13 | 喫茶店の時代
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