
「小さな恋のメロディ」(フセイン、1971)という映画を見た。このシーン、メロディが母親か祖母の部屋着を持ち出して、それと交換した金魚を(荷車に金魚をぶらさげて、不用品を集めて回る商売があったようだ)路傍の動物のための水飲み場で泳がせているところ。金網に「LAMBETH ROAD」の標識がある。
グーグル・マップで確認すると、これは Lambeth Road と Kennington Road の交差点で、今も同じ水飲み場(石)は残っている(!)。周囲の風景は映画とはまるで違っているようだが。なお石に刻まれた
METROPOLITAN DRINKING FOUNTAIN
AND CATTLE TROUGH ASSOCIATION
はコレラ大流行の反省から一八五九年にロンドンで結成された水飲み場を設置しようという団体のようだ。
まあ、それは置いておいて、二十年以上前のことになるが、Lambeth Road の近くの Lambeth Walk というところに住んでいるメイル・アーティストとしばらく文通していたことがあるのを思い出した。Michael Leigh と Hazel Jones というカップルだった。今頃どうしているのかなと思って検索してみると Michael Leigh はウィキに項目が立っていた。
Michael Leigh is an artist, based in Cheshire, England and working mainly in the area of mail art. As well as working in his own name, he has produced work since 1980 as A1 Waste Paper Co.; compiles Squint, a magazine produced by various artists as a limited edition; and publishes Curious Thing.
He also produces badges and postcards. He has also made significant contributions to the Fluxus movement. All of his work features stickers, rubber stamping and collage techniques and is often witty and subversive.
Hazel Jones の方もアーティストとしての活動はどうやら続けているらしい。たぶん別れたな(?)。彼らは菜食主義だった。それにしては君たちの住んでる通りにはラム(lamb)が入ってるね、などとつまらぬシャレを書き送った。だから「LAMBETH ROAD」の標識に反応したというわけ。桶屋が儲かりました。