
取材陣(といってもライター氏とカメラマン氏の二人)と進々堂で打ち合わせして十二時過ぎに善行堂へ。こちらは案内するだけ。ライター氏がいろいろ聞き取り調査。

カメラはEOSで四五本の交換レンズが重そうだった。カメラマンは体力だ。

本が林立する善行堂。テーブル廻りはごらんの有様。まあ、本がありすぎて潰れた古本屋はないようだから(たぶんですが……)。

善行堂での一冊は篠崎昌美『浪華夜ばなし』(朝日文化手帖19、一九五四年四月二九日、装幀=土屋幸夫)。「伝書鳩の飼育 営業に使われる—忠実な小通信員」という項目が目に入った。篠崎昌美はウィキの項目にないようなのでこの本の著者略歴を引用しておく。
《明治二十五年大阪市西区に生る。大正八年大阪朝日新聞記者を経て、昭和十五年大阪府嘱託、現在に至る。「近畿趣味史観」「大阪今昔絵図」などの著あり。》
この後、『続・浪華夜ばなし』(朝日文化手帖47、一九五五年)、『大阪文化の夜明け』(朝日新聞社、一九六一年)の著書もあるようだ。
アスタルテ書房へタクシーで移動。小一時間取材と雑談。外へ出て本能寺の前で撮影をしているとき、遠来の方々にお会いしてビックリした。三条橋の少し下流の川縁で(三条のブックオフをバックに!?)写真をとって終了。