
十月に神戸ギャラリー島田で個展の予定(具体的には改めて告知します)。よって額縁を制作にかかる。まずは材木を切断するところから。駐車場のスペースを使う。車を少し移動させて。
大昔、大学を出てすぐぐらいのころ、知人の紹介で、永田町(!)のあたりに勤めている某氏へ自作の絵を買ってもらうために出かけた。料理屋の座敷のようなところへ案内されて、そこで額入りの四号くらいの作品を見せていると、となりの卓を囲んでいたサラリーマン連中が面白そうにながめながら、なかの一人がこう言った。
「絵はよくわかんないけど、額縁が安っぽいよね」
急所を衝かれた。たしかに安っぽい既製品の額だった。絵が良ければ(たいした絵じゃなかったと思うが、作者の思い込みとして)額は何でもいいと思っていたのだが、一般の人はそういうふうには見ない。絵は分からなくても高そうな額なら満足するようだということが分かった。