
『VIRGINIA WOOLF & LYTTON STRACHEY LETTERS』(THE HOGARTH PRESS & CHATTO AND WINDUS, 1956, Jacket designed by Vanessa Bell)。本日は昨日とうってかわって激しい雨が断続的に降っている。下鴨はダメージだろうな、と思いつつ、昨日買った本をあれこれひっくり返して過した(仕事もしました)。
某店の一冊二百円三冊五百円の平台にヴァージニア・ウルフの名前が見えたのでさっと引き抜いたら、なかなかに素敵な一冊だった。
ホガース・プレスについては以前少し触れた。
http://sumus.exblog.jp/6967622チャットー・アンド・ウィンダスは一九八七年よりランダムハウスの一部門になっているが、そもそもはロンドンで John Camden Hotten が一八五五年に創設した出版社を一八七三年に Andrew Chatto が詩人の W. E. Windus をパートナーとして引き継いだもの。
海豚叢書の「プルウスト」について書いたときに少し触れた。
http://sumus.exblog.jp/7347795アベブックス(Abebooks、パリの古本屋で店主が電話しているのを聞いていたら「アベブックス」と発音していた。英語圏ではまさかアベじゃないですよね?)で検索すると、けっこうなお値段が付いておりました。
カバー絵を描いたヴァネッサ・ベル(1879 – 1961)はブルームズベリー・グループの一人で美術評論家クライヴ・ベル夫人。同じく美術評論家ロジャー・フライや画家ダンカン・グラントらと浮き名を流したという。

こちらは三冊五百円の某文庫にて。仏・独・英の哲学関係の洋書がどっと放出されていた。いくつかに同じ宛名の領収書が挟んであったので、みなその人物の蔵書だったのかもしれない。状態はいまひとつだったが、書目はなかなか良かった。控えめに六冊買ったなかでいちばんどうでもいいラルースのポケット判フランス語辞典。前から小さいのが欲しかったとは言え、一九三六年版か……。