「N氏コレクション展」part7(新潟市美術館、市民ギャラリー、8月10日〜15日)の案内状より。「壁の間」一九三八年作。水彩。これはヴォルスがパリで水彩画を描きはじめたころの作で、よく知られる抽象的な作風が展開する前のもののようだ。シュルレアリスムといっていいだろう。
ヴォルスを意識したのは絵よりも写真だった。ポンピドゥ・センターのすぐ近くにあった画廊(名前は失念)でヴォルス写真展を開催していた。一九七六年のこと。それらの写真がとても良かった。それから何年か経ったころに有楽町西武百貨店の上階にあったギャラリー(?)でやはり写真展を見た。これも印象に残っている。
ヴォルスのvideo
http://fr.ulike.net/Wols