上野の国立西洋美術館の絵葉書。
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ「貧しき漁夫」。一八八七年作。大学に入ってから初めてゆっくり西洋美術館の常設を見たときに「いいな」と思ったのがこのシャヴァンヌとモローの小品だった。そのときに買った絵葉書だからもう三十六年になる。
シャヴァンヌはイタリアで学んだようだ。十九世紀後半の象徴主義絵画をリードしてフランス各地に多くの壁画を制作したことで知られる。ルドン、ゴーギャンやナビ派、スーラ、そしてピカソの青の時代に大きな影響を与えた。
現在開催中のオルセー美術館展に同じテーマとタイトルの絵が出ているが、少し構図が異なっている。