
上は北西の入口にある標識。下は永井荷風の墓。
夏目漱石の椅子のように見える墓石。かなり大きめ。猫がよくこの周辺でうずくまっていたり、石灯籠の龕のなかに入り込んでいたりするという。
竹久夢二。やや夢二らしくないかな、という気もするが。
右手前が「まこちゃん」の墓。
菅原克己が「雑司ガ谷墓地の小さい墓」という詩をつくっているとオーライ氏が説明してくれる。ただし「まこちゃん」が誰なのかは諸説あるとか。直ぐ横に並ぶのが島村抱月の墓。
川口一族。川口松太郎、川口浩、三益愛子、野添ひとみ……。これほどの花が供えられていたのはここだけのような気がした。「川口って誰?」といっていたムトーさんが川口浩だと聞いて探検番組が好きだったと俄然興味を示した。ここを過ぎてふと右手を見ると、全裸の男性が、いや上半身裸の老人が墓の間の仕切りに腰掛けてひなたぼっこをしていた。緑に囲まれた裸体というのは目を射る。一同、無言で通り過ぎる。
村山槐多の墓。自然石か。この右手に村山家の墓石も建っている。
東郷青児。
そしてジョン万次郎。
今、あらためて地図をチェックしていると、他にも、水野仙子、小泉八雲、古川ロッパ、尾形月耕、泉鏡花、大下藤次郎、金田一京助、尾上菊五郎はじめ歌舞伎役者(トウジュウロウは見えない)らが眠っていることが分かった。もういちどゆっくり訪ねてみたい。