
『シリーズ商店建築デザイン選書1 話題の喫茶店』(商店建築社、一九七〇年四月一五日、装丁=河野鷹思)。ジャケットもあるが少し傷んでいるので表紙(クロース)を掲げる。六〇年代末頃の喫茶店建築の実例が写真で紹介されている貴重な文献。全国の新奇なデザインの店が集められている。

高松市番町の「ティールーム ブーケ」。この店は小生が高校生だったころによく聞いた名前。小生は入ったという記憶はないが、同級生や先輩の間でブーケという言葉が飛び交っていたような気がする。

こちらは新宿三光町の「ゴーゴースポット パニック」。シンボルマーク・デザイン=宇野亜喜良、ミス・パニック選定=寺山修司、横尾忠則、インテリア・デザイン=市田喜一、メッセージ=西尾忠久、操上和美制作のカラースライドがダンスフロアに投影される……などとウルトラ・スノッブな店だったようだ。一九六八年九月開店。「パニック」というネーミング、まさにトポールたちのグループ「パニック」の影響がモロに感じられる。
他には
カフェ ジュジュ
インクスポット
喫茶室オリーブ
蕾
パーラー ジュネス
マロニエ
あすなろ
ジャルダン
プランタン戎橋店
ブーケ
シャンゼリーゼ
パンドラ
ローリエ
ストーン
チャド
再会
パサード ラ ロッシュ
ディノ バーガー
カプセル
DUG
ビ・バップ
チェック
かまど荒木屋
モンド
マシュマロ
サンモリッツ
アングラ・ポップ
ポップス ジャンボ
スペース・カプセル
アストロ・メカニック
パニック
プルプル
などなど、まだまだ出ているがこのくらいで。フランス語の店名がやけに多い。