『考える人』16号(新潮社、二〇〇六年五月一日)掲載の大野陽子「古い家に集まってくるものたち」に渡辺一夫の机が紹介されている。渡辺が自らデザインして出入りの職人に作らせたという。大野女史は『早稲田文学』や『Poetica』(小沢書店)の編集に携わった方とのこと。なお建物は中村光夫旧宅。
÷
『暮しの創造』13号(創芸社、一九八〇年六月一日)特集・理想の装幀。栗坪良樹「隠者・六隅許六 渡辺一夫本」そして林秀雄「陶経先生との架空対談 青山二郎本」という記事が掲載されている。青山本はすでにあるていど集めていたと思うが、渡辺本はまだ数冊くらいしかなったので集めてみたくなった。むろん入手したのは新刊ではなく、古本で。その頃には発行人に名前の出ている蝦名則はえびな書店主になっていた。